●2000/10/19 名古屋ケーブルテレビネットワークでの放送実現につき署名活動終了 のお知らせを載せた。 ●2000/7 名古屋ケーブルテレビネットワーク深夜枠で検討会議の録画中継が始まる。 ●2000/7/25 検討会議一時終了を受け、Webを更新した。 万博協会への検討会議の感想メールを掲載した。 賛同署名の募集を一旦打ち切った。 ●2000/5/27 WWF Japan草刈委員の発信を[EForum]で読む。 > 愛知万博検討会議に興味がある方々へ > いよいよ、5月28日(日)に第1回愛知万博 > 検討会議が開催されようとしています。事務局に > 確認したときところ「インターネットテレビ会議 > システム」で博覧会協会東京事務局の会議室で傍 > 聴できるように手配しているとのこと。詳細は、 > 分かりませんが、東京でも生討論会が見られる時 > 代になりました。 ●2000/5/28 次のような藤前干潟を守る会 辻委員の発信を [wanet]メーリングリストで読む。 > > 「愛知万博検討会議(海上地区を中心として)」という変な名前の > 円卓会議?が始まります。 > > 昨夕、地元NGO枠の6名がきまり、今夜28日午後6ー9時に > 第1回が開かれます。 > 4月4日の「新住宅中止」発表と、自然保護NGO3団体との > 協議の場作り4月28日の6者合意から1ヶ月ということで > パリのBIE総会にあわせて、この見直しのアクションをアピール > しておきたいぎりぎりのスケジュールだったのでしょう。 > > この間、地元NGOは数回の会議をかさねつつも対応がなかなか > 定まらずにいましたが、5月22日には11団体で県、博覧会 > 側と協議し、 > 1.海上の森・青少年公園を万博の会場計画の前提としない > 2.国際水準に照らした環境アセスメントを実施する > 3.愛知県は、海上の森の自然と文化の保全のために、別途 > 地元NGO、専門家、関係行政で検討会を設ける > などを要請し、実質的にそうなるという感触の回答を得ました。 > 地元NGO枠の委員については、その推薦が受け入れられました。 > 有識者枠の推薦などでもタイミングを逸した感がありますが > 最後に島津康男さんが入られることになりました。 > > 今朝の新聞で報道されることと思いますが、 > 地元関係者9名、自然保護関係者9名、学識経験者10名となり、 > 学識経験者枠の中に企画運営委員から4名が入りました。 > (企画運営委員は参考人であるべきとつよく申し入れましたが、 > 県協会側は、接着剤としてどうしても必要とゆずらず) > また、アセス検討委員会座長の森嶋昭夫さんが入っています。 > > 国際水準の環境アセスメントを進めるためにも、原科さんに入って > ほしかったのですが、残念でした。 > しかし、6者合意で、情報の共有、会議の場や資料は全て公開、 > 複数案の対等な条件下での比較検討などが約束され、地元NGOとの > 間でも確認されたので、ぜひ、見守っていただき、遠慮なく声を > 出してくださるようお願いします。 この日、インターネット生放送 http://www.expo2005.or.jp/jp/news/0527.html にアクセスしようとするが、失敗。 ●2000/5/29 インターネット生放送について複数の受信不可報告が掲載される。 ●2000/5/30 名古屋大学清水先生から委員長に立候補された谷岡さんのメッセージと 協会ホームページへのアクセス呼びかけ、討論会議の委員名、発信。 > 愛知万博検討会議委員長谷岡さんのメールを転送します。 > 愛知県周辺以外の方には、関心が薄いかもしれませんが、立候補によって、行政サ > イドの推薦委員長候補を押さえて決まった画期的な会議です。なお、次の会議は6月 > 3日の予定です。インターネットで公開中継されます。回線の関係などの影響かアク > セスが難しいようですがトライして下さい。 > http://www.expo2005.or.jp/jp/news/0527.html > (地元関係者) > > 伊藤保徳 未来想像・21せと市民の会 > 伊戸田幸子 日本EVクラブ愛知 > 木村光伸 2005年日本国際博覧会推進瀬戸地区協議会 > 國部孝雄 EXPO2005地球市民の会 > 戸田敏行 夢倶楽部 > 藤原歳久 エキスポ・グローバル・ネットワーク > 前田裕子 万博とくらしを考える長久手町民の会 > 山田治義 山口地域まちづくり協議会 > 山本和甫 長久手町商工会 > > (自然保護団体) > > 上杉 毅 海上の森世界遺産登録推進協議会 > 宇佐見大司 愛知万博の環境アセスメントに意見する市民の会 > 加藤徳太郎 海上の森を守る会 > 草刈秀紀 財団法人 世界自然保護基金日本委員会 > 古南幸弘 財団法人 日本野鳥の会 > 高垣英明 財団法人 日本野鳥の会愛知県支部 > 辻 敦夫 藤前干潟を守る会 > 森山昭雄 国営海上の森里山公園構想を進める会(代理 曽我部行子 > ) > 吉田正人 財団法人 日本自然保護協会 > > (学識経験者) > > 糸魚川淳二 名古屋大学名誉教授 > 島津康男 名古屋大学名誉教授 > 谷岡郁子 中京女子大学学長 (委員長) > 林 進 岐阜大学農学部教授 > 森島昭夫 名古屋大学名誉教授 (副委員長) > 鷲谷いづみ 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 > > (博覧会協会企画運営委員) > > 隈 研吾 会場計画プロジェクト・チーム > 武内和彦 環境プロジェクト・チーム > 萩原善之 環境プロジェクト・チーム > 森川高行 観客輸送プロジェクト・チーム 谷岡委員長の前向きな中立のメッセージに共感し、 インターネット放送だけに依存せず、環境の整わない市民にも 討論が共有できるよう、地上波テレビ放送をお願いすることに。 ●2000/5/31 放送各社に電話でお願いをする。芳ばしくない反応。 聞かれた声 「特別番組を組んで、論点などはきちんと報道しました」 「うー、無理だと思いますよ」 「あなたは熱意があるから見るだろうけれど、そんなに見ますかね」 「何分、スポンサーがつくかどうか」 「ノーカット、そりゃ無理でしょう」 「取材くらいならできるかも」 電話だけでは、気持ちが伝わらないと判断。某局視聴者センターの方の アドバイスから、参加メーリングリストで署名を集約することに。 会議スケジュールが急ピッチなので、少しあせる。次回6/3,6/12だという。 当日のみの賛同者の名前で各社報道にファクスする。呼びかけたメーリングリストに ついても解説を添える。 > ぜひ地元放送局に今後継続されるこの検討集会の放送をお願いしたく、ここに > 署名を持ちまして、要請させていただきます。各社持ち回りなど負担を分け合って > いただいてでも、全討論の録画放送を実施していただけるようお願い申し上げます。 ●2000/6/2 24名の賛同者の名前を添えて、県、協会、放送各社にお願い状をファクス。 ケーブル局1社から愛知県内のネットワークで放送の可能性があることも電話で伺う。 ●2000/6/3〜6/4 松浦、環境行政改革フォーラムの吉野川と雑賀崎市民との交流に参加。 アセスメントの専門家、東京工業大学原科先生が愛知県で開催されている討論会の 意義を両市民に紹介され、「多様な市民と行政が共通のテーブルについていること」を うらやましがられる。 ●2000/6/5,6,7 単独の呼びかけをやめ、お目にかかったことのある方々で広く呼びかけを共にして いただけそうな方々に、一緒に呼びかけをお願いする。 その一方で、吉野川や雑賀崎の市民のみなさまからも賛同をいただく。 賛同の対応に追われ、ホームページなどでの公開対応が遅れ、賛同者の方の一部に ご不満も与えてしまい、ホームページ制作を急ぐ。 ●2000/6/7 呼びかけに協力してくださる方々と賛同者のお名前、意見を全てお願い状に掲載し、 愛知県、万博協会、放送各社、ケーブル各社にファクス送付。 夕刻、東海テレビ内田報道部長から反応(別に掲載)。 民放での対応は難しそうな予感。 ●2000/6/8 万博協会の広報、情報担当の方々に会い、公開の積極的な姿勢を確認。 引き続き、協会に伺って、討論の公開の意向、すなわち 放送局が希望すればいつでもテープを渡してくださる用意があること、 ビデオは辻さんら、委員の方々が検討してくださり、 近日中に注文販売という形になること(1回分、2本組4000円くらい)(実費) を聞く。 また万博ホームページでは6/8,9にも、 第一回からの放送のアーカイブ(保存版)を見ることができるように 情報担当者の方々が健闘していることを聞く。 せっかくの日本中でも初の試み、公共事業について さまざまな意見を持つ市民がテーブルを囲み、議長が立候補と選挙で決定したという 新しい討論を、パソコンを持たない多くの市民が見守るためにも、 地元放送各社への放送お願いを継続する。 つなぐねっとの協力を得、 放送を願う有志の会のページ、公開。 http://tunagu.gr.jp/banpaku/koukai.html 今後は、各メーリングリストに大量のメールで迷惑をかけないよう ホームページでお願いや賛同者呼びかけ、賛同者名集約を継続する。 ●2000/6/10 松浦です。 協会に一昨日伺って、公開に意欲的でおられる様子はうかがって参りました。 インターネット放送は生放送だけではなく、アーカイブを残す形をとられるそうです。 したがって、アクセスすれば可能な条件を備えた人々は討論を共有する可能性は かなり高まりました。 しかし、次回6/12の夕方も開催され、討論はますます急ピッチで開催され、 市民には新聞など地元のメディアを丹念に見なければ 十分中身を理解することが困難になりつつあります。 そこで、インターネットのNPO/NGO利用事例をまとめた本『そして、干潟は残った』 (リベルタ出版)をお送りし、併せて次のようなメールをお送りしました。 松浦発------------------------------------------------------------- 財団法人 2005年日本国際博覧会協会 広報担当 御中 先日は御多忙のところ、御面会いただきましてありがとうございました。 先の第二回では、インターネット放送のアクセス数も増えたそうで、 少しずつ関心が高まってきたこと、本当に協会の御尽力の成果と存じます。 しかし、アクセスの数というのはどのくらいを持って、どの程度の視聴が なされたということになるのでしょうか。 視聴ソフトのダウンロード数なのか、放送への瞬間的なアクセス数なのか、 最初から最後まで連続のアクセスの数なのか、ということでは、その討論 会議の内容との接し方は大きく違っています。伝え聞くところによりますと、 アクセス数が1000件を越えた、ということですが、1000というのは この討論の内容の公共性をもってして決して多いとはいえません。 多く見積もって、名古屋の人口を母数に計算しても、視聴率は、測定不能域、 すなわち*です。愛知県、中部地方、全国、いずれにしても1000を多いと いうのは、最初の誤った数え方で出た数値52のアクセス数と比較してのことで、 わずか1000視聴でせっかくの討論がすでに公開されたものと片付けられて しまうのは、もったいないと思います。 別便でお送りします本『そして、干潟は残った インターネットとNPO』 のなかで私たちはインターネットの可能性と限界を同時に見つめて参りました。 インターネットのみで情報が十分に公開されることは現在においてたいへん 困難なことで、真の公開をめざしていただくならば、ぜひ、多メディアの 併用を考えなければならないと存じます。このことは、本書中インターネットを 駆使して議論に関わった先生方の多くが、今回の放送要請に名を連ねて くださったことからも御理解いただけると存じます。 多様な市民がこの価値ある討論のテーブルを見つめるために、そしてその 成果を共有し、子どもたちにもその意義を理解してもらえるように、議論の 過程をぜひインターネットでも放送でも見られるように、どうか協会からも 積極的にNHK等、放送局に放送をお願いしていただけないでしょうか。 NHK名古屋放送局にも同様のお願いを発しております。どうか協会の 御趣旨に添う広範な公開のために、放送の実施を各局に御要請くださいませ。 ---------------------------------------------------------------------- とのメールを協会にメールでお送りする。 ●2000/6/11 本日、万博協会広報担当の野間さまから以下のようなメールを頂戴しました。これ は、放送各社だけでなく、県内ケーブル各社にもお願い状をお送りしていることから の反応でもあると思います。 協会発--以下の趣旨のメールを頂戴しました ---------------------------------------- ●ケーブル局が働きかけを開始している。 ●関心を示す局には最大の協力をする。 ●ビデオ頒布も考慮中、納期の価格は決定次第広報する。 ●協会としても、公開、記録は重要と考える ●インターネット中継へのアクセスは、1回目1200、2回目1150以上。 これからの公開手段の中核と位置付け、PRに努めたい。 ●「公開の場での議論」そのものが、会議を建設的な方向に導き、 公正な進行を保証すると考えている。 博覧会協会 広報室 -------------------------------------------------------------------------- この協会からのメールに対し、以下のように返事をお送りしました。 松浦発 -------------------------------------------------------------------------- 放送を求める有志の呼びかけ人のひとり松浦です。 うれしいお知らせをありがとうございました。 ケーブル各社にも放送各社と同様のお願いをお送りしておりましたが、 反応してくださる局が出て来たのはたいへん明るい展望です。 > 協会が自ら行う公開手段の中核として、今後も更にPRに努めていきたいと > 思います。「公開の場での議論」そのものが、会議を建設的な方向に導き、 > 公正な進行を保証し、最も重要ですので。 全く同感です。この完全公開があってこそ、市民は「知らなかった」 「知らされていなかった」という受け身の態度を変えてゆけると思います。 願わくば、野間さまのようなお考えが万博計画の初発からあれば、このような 混乱のなかで議論が進むこともなかったのに、という当初の行政への非公開姿勢に 恨みもありますが、今後委員のみなさまが明るい陽光のもとで議論し、 結果を導き出す過程に多くの市民が参加することで、万博の賛否は別として 市民と行政が協働で計画を考えることとなろうかと存じます。 なお、ケーブルテレビによる公開は大きな前進ですが、富裕層のみが接続して いるとも言われ、依然として不公平な公開ではあります。 なんとか地上波放送で遍く視聴機会が確保されますよう、続けて放送各社には お願いして参ろうと存じます。 ご尽力を心から感謝申し上げます。 今後とも公開での議論のために、どうぞよろしくお願い申し上げます。 愛知万博検討会議 中継録画全放送を願う有志一同 松浦さと子 ------------------------------------------------------------------------ ●2000/6/13 第3回討論会議の傍聴に名古屋に行きました。 途中から参加しましたが、傍聴室の60席が満員で立ち見が出ていたのには びっくりしました。討論会議とは別の部屋であるにも関わらず、 会議中継の映像を見守るだけでこんなに熱気があるとは。 列席者は男性が8割、背広系がそのうち9割(うち数人はハッピ系) 学生や市民活動の現場でよくお目にかかる方々も何人か、お顔が見えました。 女性はスーツ系は少なく、学生や住民グループの方々かな? 車椅子の方は、議員さんでしょうか。 1キロを超える(帰宅して計りました、1113g)ずっしりとした各委員の 意見書にも、それぞれのNGOや住民組織を代表される方々、 万博や海上の森に対する思いが凝縮されているようにも感じました。 これはウエブにあがっていないと相当なコピー代かもです。 また1回目5/28、2回目6/3、3回目6/12、次回は18日?とたいへんきつい スケジュールです。 専業でこの議論に関ることができる市民は限られます。 市民参加の議論のテンポもまた考えられる必要がありましょう。 ぐるり傍聴会場を見渡しますと、スターキャット(名古屋ケーブルテレビ)の 加藤さんが傍聴席におられました。加藤さんは、 地元メーリングリスト[wanet]につながっていらっしゃいます。 放送のお願いもずっと聞いてくださっていましたが、 いつアクションされるかははっきりされていませんでした。 おそばに行くと「うちのカメラもはいっとるよ」とニコリ。討論会議長の 谷岡委員長も加藤さんをお訪ねになったそうです。やはりこれが大きかったか。 1回目、2回目のビデオも協会から入手され、今回3回目からは協会のカメラと 併せて2カメ。放送日時は未定なれど、愛知県内のケーブルをネットワークして くださるようです。 放送要請、多くのみなさまのご賛同をいただきましたが、意欲的な放送人の 方々のおかげで実現に向かっています。 どうか、みなさまも地元のケーブル局にも、放送要請を個々にしていただけると 幸いです。どんな遠方でも衛星やビデオを使って、素材を流通することは可能 でしょうから。 またそうしたケーブルでの放映が実現されましたら、みなさま視聴の呼びかけも お願い申し上げます。今日傍聴して、子どもたちに見せたいとつくづく思いました。 議論する大人、真剣な大人を見せて、まずは一緒に考えてみないか、と誘っていただく ことはたいへんに教育的なことかと存じます。 この際、ケーブルテレビ加入も御検討ください。 地域の話題を共有できるメディアとして今後、地元の議会や公聴会などを ケーブルテレビに放映してもらうことはたいへん有意義と考えます。 ほかの日程を犠牲にしても貴重な時間を持ちよられている委員の人々の多様な考え、 構想に、大勢の方々が耳を傾けられるよう、そして、お聞きになった方々が 考えたことをこの討論会議に送り、議論に参加されますよう。 有志の会は、できればこの放送にNHKでも取り組んでいただけるよう お願いは続けて参ります。 私の職場のある寝屋川市にはケーブルテレビがありません。 遍く視聴の機会が市民に提供されますよう、ビデオ購入ももちろん考えますが、 (1回で4000円、全巻揃うと・・・ちょっと想像がつきません) できれば、公共図書館などへの協会からの寄贈もお願いしていきたいと 思います。 「公開の議論」、これを徹底して経ないかぎり、万博は愛知県に何も もたらさないと考えます。 # 印象として、議論が複雑にならないうちにしっかり公開しないと 多くの市民はますます醒めてしまうと思った。専門性が高くなり多くの人が ついていけないようにならないうちに、なんとか多くの人々が共通の話題として つながり議論に参加する必要を感じた。
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